梅木本種子鋏製作所

国選択無形民俗文化財(民俗技術)

種子鋏の歴史

1543年 種子島に漂着したポルトガル船により鉄砲がもたらされたと同時に、同船に乗っていた唐の鍛冶職人によって、中央支点の鋏が島の鍛冶職人へと技術がもたらされました。

古くより種子島は良質の砂鉄が取れることで有名であり、質の良い鉄を求め日本中から刀鍛冶が島へと移住しており、鍛工技術のすぐれた職人が多く住んで技術を競い合っていました。こうして刀や鉄砲製造の傍ら鋏をつくり、廃刀令後は鋏を本業としやがて島の伝統産業となりました。

昭和初期までは数多くの鍛冶屋が早朝から槌音を響かせていたが、時代とともに槌音も消え現在、刀鍛冶からの伝統的な製作技術、つけ鋼製法(鍛接)で1本1本手造りの鋏を製作するのは"梅木本種子鋏製作所"1件のみとなっています。

手造りで丹精込めて造られた種子鋏は、二枚の刃が擦れ合い切ることから

「二人一緒になって人生を切り開きなさい」という意味合いで

種子島では昔から縁起物として結婚式の引き出物、お祝い品として重宝

されております。

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4寸(12cm,4.7in) ¥7000-

5寸(15cm,5.9in) ¥7500-

6寸(18cm,7.0in) ¥8000-

7寸(21cm,8.3in) ¥10000-

8寸(24cm,9.4in) ¥12000-

長さは全長です(Full length)